麻薬管理システム まもる
麻薬管理システム まもる(Management of Morphine)は煩雑な麻薬の運用管理を効率的に支援するための医療機関向け麻薬管理システムです。
まもるの開発、販売の背景
麻薬は、がん疼痛の鎮静や喘息の鎮咳に利用され、極めて効果のある薬品です。しかし、その管理をひとたび誤ると非常に危険な薬品である為、「麻薬及び向精神薬取締法」等の法律や規則、そして厚生労働省の指導などの下に、厳格な管理運用が義務づけられています。
一方、我国の人口の高齢化と、「WHO方式がん疼痛治療法」(がんの痛みからの解放)の進展などにより、麻薬の消費量は、年々増大しています。
そのような背景の下に、麻薬管理システム まもるは1994年10月から国立がんセンター中央病院殿において運用を開始し、現在は麻薬管理のコンピュータ利用に関心をもたれた様々な医療機関で使われています。
まもるの特長
麻薬管理システム まもるは以下のような特長を備えています。
- 煩雑な院内麻薬管理情報を一元管理(患者への麻薬処方管理 、在庫管理 他)
- 官庁書式に準拠した書類を自動的に作成(麻薬帳簿 、麻薬管理年間届 他)
- 病院における麻薬管理環境に柔軟に対応(オーダリングシステムとの連携、複数端末でのネットワーク化 他)